《職場の教養に学ぶ》
お題:仕事を支える睡眠
2026年10月25日(日曜)
【今日の心がけ】睡眠の質を高めましょう
砂川昇建の思うところ
四六時中、スマホを見ている人が多いです。特にくだらない動画を見続ける人が多いです。人間の脳の記憶容量はどのくらいあるのか?人間の脳には、約860億個の神経細胞(ニューロン)が存在すると推定されています。神経細胞は「シナプス」と呼ばれる接続部分を介して情報を伝達し、記憶や学習を支えています。脳の記憶容量を約1ペタバイト(100万ギガバイト)程度と例えることもありますが、これは非常に粗い推定です。実際の脳はデジタルデータを保存する装置ではないため、正確な容量は測定できないそうです。脳がオーバーフローするという心配より、次々に刺激を受け取る習慣によって、一つのことに注意を向け続け、深く考える機会が減ってしまうことが問題だと考える方が正確です。例えば、30秒の動画を100本見るとします。脳は次々と新しい情報を受け取ります。しかし、それぞれについて「なぜそうなるのか」「本当に正しいのか」「自分ならどうするか」と考える時間はほとんどありません。一方、一冊の本を読み、一つの文章について30分考える場合、情報量は少なくても、過去の経験と照らし合わせ、推論し、自分なりの結論を導くことができます。禅には「一行三昧(いちぎょうざんまい)」という言葉があります。一つの行に心を集中させるという考え方です。畑を耕すときは畑を耕す。食事をするときは食事をする。考えるときは考える。目の前の行為に心を向けることです。現代人に必要なのは、情報を大量に処理する能力だけではなく、一つの問題を、結論が出るまで考え抜く能力なのかもしれません。「脳に何を入れるか」以上に、「脳を何のために使うか」が重要であると思います。脳にゴミを入れないようにしましょう。
著者 砂川昇建




