《職場の教養に学ぶ》
お題:親の言葉
2026年11月14日(土曜)
【今日の心がけ】親の言葉を大切にしましょう
砂川昇建の思うところ
沖縄には「てぃんさぐの花」という歌があります。てぃんさぐの花とは、鳳仙花の事で昔はマニュキュア代わりに爪を染めていたのでしょう。てぃんさぐの花で詰めを染めるように、親の言う事を肝(ちむ)に染めなさい、という歌です。親の言葉を単に「聞きなさい」と言っているのではなく、「肝(ちむ)に染めなさい」と言っていることです。沖縄の「肝(ちむ)」は、単なる心や感情だけでなく、人間の精神の深い部分を表す言葉です。つまり、親の教えを知識として覚えるだけではなく、自分の人格の一部にしなさい、ということなのでしょう。私は、この歌には、親が子供に財産を残すこと以上に大切なものがある、という思想を感じます。それは、「自分がいなくなった後も、子供が社会の中で立派に生きていけるようにする」という願いです。幼い子供は、基本的に自分を中心として世界を理解します。お腹がすけば泣く。欲しいものがあれば要求する。自分が楽しいことを優先する。これは、成長過程として自然なことです。しかし、人間は一人では生きていけません。家庭、学校、職場、地域社会など、さまざまな人間関係の中で生活しています。そのため、自分の欲求だけを優先すると、必ず他人との衝突が生まれます。親は長い人生の中で、そのことを経験的に理解しています。 だから、子供に教えるのでしょう。「人に迷惑をかけてはいけない」 「約束を守りなさい」「人のものを取ってはいけない」「感謝することを忘れてはいけない」これらは単なる道徳教育ではありません。社会の中で生きていくための、生存の知恵でもあるのです。それでは、トランプのようなブルジョア階級の人たちは、子供のどのような教育をしているのでしょうか?トランプの父フレッド・トランプは、不動産事業で財を築いた人物です。伝記作家らの証言では、人生を勝者と敗者に分け、勝者になるよう厳しく教育したとされています。トランプ自身も13歳で軍事学校に入学し、規律と競争の強い環境で教育を受けています。ですが、トランプは、以外にも子供たちに勤労の大切さを教えているそうです。それは、競争に勝つためかも知れませんが、競争意識が強いという部分が他とは違うのかも知れません。私は、幼いころは貧乏で地域的にも差別がありましたから、悔しい思いをしたことが多いですが、悔しい思いをした時は「仕返しをする」と心に誓っています。仕返しとは、貧乏なら金持ちになる、出来ない事があるなら、できるまで努力する、恋人にふられたら、自分が幸せになる、この精神が私の「仕返し」です。ですがトランプは何をかけがえに競争するのでしょうか?聞いてみたいです。
著者 砂川昇建




