《職場の教養に学ぶ》
お題:聴く力が組織を変える
2026年7月29日(水曜)
【今日の心がけ】まず耳を傾けてみましょう
砂川昇建の思うところ
ビジネスシーンや組織においての、民主的で意見を述べ合うことは良い事のように思えますが、結局は自分の立場を擁護したり相手に変わって欲しいと言う意見が大半です。例えば、私は、飛び込みでソフトを販売していましたが、機能追加やバグの修正、魅力的なパンフレットの作成、価格の改定など会社の熱望していましたがかなえられませんでした。しかし、こつこつと飛び込みを続けていると、少しづつ製品は売れて、中には業務が楽になった、早く帰れるようになったと感謝される事もありました。そして、売上で少しづつ製品の改良と展示会などへ出品できる体制も整えて行きました。つまり、民主的な意見とは自分の立場からだけの意見である場合が大半であると言う点です。民主的に話し合っていたら不平ばかりで製品が売れる事も改良する事も出来なかったと思います。つまり、独裁的な社長であっても社員が一丸となって目標に向かえば達成できるし、話し合いばかりをしても目標は達成できない。国で言えば、シンガポールのリークワンユーは独裁的だが、結果として方針が明確で物事が素早く決定できる、北朝鮮的な独裁は、民衆にはリターンがない。つまり、私の経験値からは、「民主的な意思決定が良いことと、成果が出ることは別ではないか」ということです。経営学では、「意思決定の集中」と「情報の分散」のバランスが重要だと考えられています。トップが方向性を示しつつ、現場の情報を吸い上げ、必要なら方針を修正できる組織が強い、という考え方です。あなたの経験に照らすと、「民主的に意見を聞くこと」そのものが問題なのではなく、「意見を言うだけで実行や優先順位付けが伴わない組織」に違和感があります。優れた経営者は、現場の声を聞きつつも、全員が納得するまで待つのではなく、どこかで責任を持って決断します。そして、その決断が間違っていれば修正する。この決断が大切だと思います。
著者 砂川昇建




