《職場の教養に学ぶ》
お題:トレンドを掴む
2026年5月25日(月曜)
【今日の心がけ】情報を吟味しましょう
砂川昇建の思うところ
トレンドを掴もうと言う話です。ですが、情報を集めることと、「勝つ判断」をすることは別です。多くの人は、トレンドを知る、ニュースを追う、みんなが何を言っているかを見る、ところまではやります。でも、本当に大きな成果を出す人は、その先で、「今の熱狂は続くのか?」「皆が見落としている反動は何か?」「空気と逆に動くべき時ではないか?」を考えています。アパホテルの会長は、土地バブルの時代に土地を売って、米国の金融商品で儲けてホテルの足掛かりにしたそうです。土地バブル期は、普通は、「もっと上がる」「まだ続く」「乗り遅れるな」という空気になります。その中で売却できるのは、単なる情報量ではなく、サイクル感覚、リスク感覚、群衆心理への距離感、欲に飲まれない「胆力」があるからです。株式でも同じです。暴落時に買える人は、「知識」だけでは動けません。頭では、割安、長期では有望、恐怖がピーク、と分かっていても、実際には怖い。だから最後にものを言うのは、そこで大切な事は「見識」と「胆識」です。これは見識とは、物事の本質を見る力。胆識とは、恐れず決断する力です。情報だけでは、決断できません。ですから、優れた人は、トレンドを無視しているのではなく、トレンドの「終わり」や「歪み」を予測しています。周囲に流されず、冷静は判断をしましょう。
著者 砂川昇建




