砂川昇建会長ブログ 職場の教養に学ぶ!~転ばぬ先の杖~

砂川昇建 職場の教養に学ぶ!~転ばぬ先の杖~

《職場の教養に学ぶ》

お題:原因の特定

2025年1月29日(水曜)

【今日の心がけ】冷静に受け止めましょう

砂川昇建の思うところ

歯が痛い原因を、親知らずと思い込み抜歯した話です。原因は、違うはだったようですが、気が付かなったのですね。人間の思い込みについては様々な学問的研究が為されています。ハロー効果:人が他者を評価するとき、一つの特徴(見た目や声、肩書きなど)が他の特徴全体に影響を与える心理的現象。例: 外見が美しい人は「性格も良い」「能力が高い」と思い込む傾向。米国の心理学者エドワード・ソーンダイクが1920年代に初めて研究。上司が部下の評価をする際、外見や態度が全体の能力評価に影響を与えることを発見。アンカリング効果:最初に与えられた情報(アンカー)がその後の判断基準に大きな影響を与える現象。例: セールで「元値10万円の製品が5万円!」と提示されると、割安感を感じやすい。ダニエル・カーネマンとエイモス・トヴェルスキーが提唱。最初の数値や情報が、意思決定に不合理なほど強く影響することを示しました。確証バイアス:自分の信念や先入観を支持する情報だけを集め、反対の情報を無視する傾向。例: 「初対面で冷たく見えた人はやっぱり性格が悪い」と、そう見える証拠だけを探す。1960年代にピーター・ワソンが行った研究で、人間が自分の仮説に合った情報だけを選び取ることを確認。初頭効果:最初に得た情報が、その後の評価や判断に大きな影響を与える現象。ソロモン・アッシュが行った印象形成の研究。ポジティブな形容詞から始めて説明された人物は、同じネガティブな形容詞を含む場合でも好印象を持たれやすい。人間は、第一印象や先入観による「思い込み」に大きく影響を受けやすい生き物です。しかし、ハロー効果や確証バイアス、初頭効果などの心理現象を理解し、それに対処する方法を実践することで、より公正で正確な判断を下すことが可能になります。 社会生活では、これらの研究を応用し、他者への評価を柔軟に見直す姿勢を持つことで、より良い人間関係や適切な意思決定ができるようになります。つまり、いつもニュートラルな心で考えより行動を通して判断しましょう。

著者 砂川昇建

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