砂川昇建会長ブログ 職場の教養に学ぶ!~転ばぬ先の杖~

砂川昇建 職場の教養に学ぶ!~転ばぬ先の杖~

《職場の教養に学ぶ》

お題:技術の進歩

2025年6月22日(日曜)

【今日の心がけ】柔軟性を持ちましょう

砂川昇建の思うところ

弊社もIT企業ですから技術の目覚ましい発展は日々実感しています。しかし、田舎の石垣島ではどこ吹く風で、大半が土木の仕事をしてのんびり暮らしています。この先どのような影響があるのでしょうか?人間への影響としては、知的労働の機械化:生成AIなどの発達により、ホワイトカラーの仕事(翻訳、設計、経理、法律文書など)さえ自動化が進んでいます。今後、人間は「創造性・共感力・判断力」を求められる仕事に特化していくでしょう。人間の役割の再定義:シンギュラリティ(技術的特異点)を迎えると、AIが人間の知能を超える場面が生じます。このとき、「働くこと」自体の意味や、「人間らしさ」の価値が問われます。経済への影響は、格差の拡大:都市部・先進地域ではDXによる生産性向上や新規ビジネスが生まれますが、地方ではその恩恵を受けにくく、所得格差・地域格差が広がる恐れがあります。産業構造の転換として、農業・建設・観光など伝統的産業でも、ドローン、センサー、AI、ロボットが使われ始めています。DXを活かせば、地方の生産性向上や付加価値創出も可能です。そして、職業への影響は、消える職業と生まれる職業が発生します。ルーチン作業(事務、運転、単純作業)は減少傾向に。一方で、AIを活用できるエンジニア、データ分析家、地域の課題を解決するコンサルティング業などが求められます。石垣島のような「のんびりした地域社会」への影響はどうでしょうか?ジティブな影響として、遠隔医療・教育:高齢者や若年層も、都市に出ずに医療や学習の機会を得られる。テレワーク・デジタルノマド:島の美しい環境が「働く場所」として価値を持つ時代。ITフリーランスやリモートワーカーが移住することで、新しい交流や経済が生まれる可能性があります。結論として、技術は「風」だが、舵を取るのは人間であり、DXやシンギュラリティは確かに強力な「風」ですが、それに流されるか、うまく帆を張って活かすかは地域の選択次第です。石垣島のような場所でも、地元の価値を守りながら、必要な部分だけデジタルの力を借りる「スローDX」が今後の鍵となるでしょう。

著者 砂川昇建

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