《職場の教養に学ぶ》
お題:受け止め方次第
2026年5月30日(土曜)
【今日の心がけ】楽しむ気持ちを大切にしましょう
砂川昇建の思うところ
ゴミを拾い清めると言う行為は「周利槃特の悟り」に帰依する行為であり、内側の心の汚れを、掃除を通じて浄化する修行です。一般財団法人 日本財団スポGOMI連盟 の「スポGOMI」は、外側の環境問題を、競争と楽しさで改善する活動です。同じ「ゴミ拾い・掃除」でも、目的と見ている世界がかなり違います。スポGOMIは、「良いことを、続けやすくする」ための工夫です。心理学的には、報酬、仲間意識、勝敗、達成感、を利用して、人の行動を自然に変える仕組みに近いです。一方、周利槃特 は、「物覚えが悪かった弟子」として有名です。経典では、お経を覚えられず悩んでいたとされます。そこで 釈迦 は、「掃除をしなさい」と教えた。彼は掃除を繰り返しながら、塵が積もること、汚れが生まれること、消えていくこと、を観察し、最終的に、無常、執着、心の汚れ、を深く理解した、と伝えられます。スポGOMIは「社会をきれいにする」外向き。周利槃特の掃除は「心をきれいにする」内向き。面白いのは、実は両者は完全に無関係ではない点です。スポGOMIも、続けていると参加者に変化が起きます。「小さな行動で環境は変わる」と感じる、これは心理学でいう、「行動変容」です。外側の掃除が、内側の意識を変えることは実際にありますからね。大切な事は、つまらない事だと思っても、続ける事で変化が生じるという事です。
著者 砂川昇建




