《職場の教養に学ぶ》
お題:挨拶後の会話
2025年4月21日(月曜)
【今日の心がけ】育った背景を思いやりましょう
砂川昇建の思うところ
「天気の話」は日常会話において非常に興味深い文化的現象で、実はその背景には「国民性」「社会的距離感」「対人関係の築き方」などが大きく関係しています。「対立を避ける」「無難で安全な話題から会話を始める」「沈黙を避けたい文化」といった日本人の“和を重んじる”国民性が表れています。特に、初対面やあまり親しくない人との会話では、天気の話が一種の潤滑油として機能します。会話のスタートって「地雷を踏まないこと」が大事で、そこから少しずつ距離を詰めていく感じが自然です。気を読む文化圏では最も安全。天気→服装→買い物 or 季節のイベントへと自然に広げられる。 スイーツ・グルメ系は特に女性との会話で盛り上がりやすい。共感ゾーンも広い。動物ネタは温かくて、攻撃性ゼロ。写真見せ合ったり、ほっこり話に移行しやすい。最近若者は「わかるー」「そっち系」とか相手と共感する表現も軽い感じですね。反対に避けたい話題は、「政治・宗教・お金」「恋愛経験・結婚の話」「見た目や年齢の話」このような話しはNGですね。
著者 砂川昇建




