《職場の教養に学ぶ》
お題:Origami
2025年2月14日(金曜)
【今日の心がけ】思い出を込めて工夫しましょう
砂川昇建の思うところ
折り紙とハニカムコア(ハニコムコア)は、どちらも紙や材料の構造を工夫して強度や機能を高める技術です。特に、ハニカムコアは折り紙の原理を応用している部分もあり、建築や航空宇宙産業などで広く使われています。折り紙は日本の伝統文化であり、紙を折ることでさまざまな形を作り出します。折ることで強度を増すことができ、単なる芸術だけでなく、科学技術にも応用されています。折りたたみ式の人工衛星パネル→ JAXAやNASAは折り紙の原理を活用して、宇宙で広がる太陽光パネルやアンテナを設計。火星探査機のエアバッグ→折りたたんでコンパクトにし、着陸時に開く技術。ハニカム構造(honeycomb structure)は、ミツバチの巣(honeycomb)のような六角形の格子構造を持つ材料のことを指します。「ハニカムコア」は、その内部の六角形の芯材(コア)を指し、軽量かつ高強度な構造を作るために用いられます。折り紙とハニカム構造はどちらも、材料の「形状を工夫して強度を上げる」技術です。折り紙のミウラ折りや折りたたみ構造は、ハニカムコアと似た機能を持つことが多く、特に軽量で強い構造を作るという点で応用されています。折り紙とハニカムコアは、シンプルな形状の工夫で強度や機能を向上させるという共通点があり、今後もさまざまな分野で活躍しそうですね!
著者 砂川昇建




