《職場の教養に学ぶ》
お題:心の余裕
2026年4月26日(日曜)
【今日の心がけ】自分の行動を振り返りましょう
砂川昇建の思うところ
心が波立つのは自然なことです。問題は「波が立つこと」ではなく、その波に巻き込まれてしまうことです。仏教では、心はよく「水」にたとえられます。風が吹けば、水面は揺れる。石が投げられれば、波紋が広がる。濁れば、底が見えなくなる。しかし重要なのは、水そのものは変わっていないということです。あなたの心も同じで、誰かの一言(風) 出来事(石)。によって揺れますが、本質は何も傷ついていません。ニュートラルとは、波を消すことではなく、「水である自分」に戻ることです。釈迦はこう説きました。人はまず、避けられない苦しみ(第一の矢)を受ける。しかし多くの人は、自分でさらに苦しむ(第二の矢)を放つ。例えば、上司に注意された(第一の矢)「自分はダメだ」「ムカつく」と考え続ける(第二の矢)ニュートラルな心とは、第二の矢を打たないことです。出来事は止められないが、その後の反応は選べるという考え方です。禅では、心を「空」にたとえます。しかし、どんな雲も流れていくものです。そして、空は一度も壊れていません。ニュートラルとは、「雲を消そうとすること」ではなく「自分は空であると気づくこと」です。
著者 砂川昇建




