《職場の教養に学ぶ》
お題:朝礼をきっかけに
2025年2月7日(金曜)
【今日の心がけ】健康状態を確認しましょう
砂川昇建の思うところ
都会で忙しく働く社会人は、食生活が乱れがちになりやすく、特に 朝食を抜く・昼はプロテインのみ・運動不足 という生活パターンが多く見られます。朝食を取らないメリットは、空腹時間が長くなると、細胞が古いタンパク質を分解して修復する「オートファジー」が働きやすくなり、アンチエイジングや病気予防につながる。食事回数を減らすことで血糖値の急上昇を抑え、糖尿病リスクが下がる可能性がある。デメリットは、朝食を抜くと血糖値が安定せず、午前中に疲れやすくなったり、イライラしやすくなる。朝食で適切なタンパク質を摂取しないと、筋肉の分解が進み、基礎代謝が下がる。昼食や夕食でドカ食いしやすくなり、結果的に太る原因になる。プロテインのデメリットは、市販のプロテインには スクラロース・アスパルテーム・ステビア などの甘味料が多く含まれ、腸内環境を悪化させることがある。プロテインは ビタミン・ミネラル・食物繊維 が不足しがちで、これだけでは健康的な食生活とは言えない。過剰なタンパク質摂取は腎臓に負担をかけ、長期的には腎機能低下のリスクがある。又、多少の事でも薬に頼る人がいますが、薬を過剰に摂取すると 副作用 による健康被害が発生することがあります。これを「薬公害」と呼びます。抗生物質や解熱鎮痛剤を長期間使用すると、肝臓や腎臓に負担がかかる。風邪薬や鎮痛薬を頻繁に使用すると、効きづらくなり、より強い薬が必要になる悪循環に陥る。抗うつ薬や睡眠薬の長期使用で、自律神経が乱れ、自然な睡眠がとりづらくなる。薬は、裏返すと「毒」を利用している場合が多いです。例えば、麻酔(モルヒネは覚せい剤)八味地黄丸(トリカブト)糖尿病薬(アメリカドクトカゲの唾液中のエキセンジン)など。健康的な生活を送りにはメリハリをつける事と目標を掲げ楽しみにする事が大切です。仕事においても「やらされている」という感覚ではなく「目標」を掲げて「役に立つ」事に喜びをおく。食生活も我慢するのではなく適度においしいものを食べる、そして運動する(部活に参加すると続きやすい)、精神的には、デジタルデトックス(スマホを制限する)、楽器などを練習してステージに立つ、このように生活全般を「遊び化」する事が大切です。
著者 砂川昇建