《職場の教養に学ぶ》
お題:菖蒲湯
2025年5月5日(月曜)
【今日の心がけ】家族の健康や安全を願いましょう
砂川昇建の思うところ
五月五日に入る菖蒲湯の話です。5月5日(端午の節句)に、菖蒲(しょうぶ)という植物をお風呂に入れて入浴する風習です。菖蒲は香りが強く、古来、邪気を払う植物と信じられてきました。さらに、葉の形が「剣」に似ているため、武士の家では“強さ”や“勝負運”を願う儀式としても重視されました。昔は、子供の死亡率が高かったので、→ 健康祈願→ 厄除け→ 男子の成長・立身出世を願う、こういう意味がこもっていたんですね!沖縄でも、鯉のぼりは見かけますが、菖蒲湯に入る文化はありません。旧暦で行事が行われ、沖縄の行事は端午の節句よりも「ハーリー(海と自然への感謝・命の祝福・豊漁祈願・祖先崇拝)」が有名です。そして、沖縄ではハーリーが終わると、梅雨明けで、本格的な「夏」が始まります。
著者 砂川昇建




