《職場の教養に学ぶ》
お題:登山のごとく進む
2025年8月11日(月曜)
【今日の心がけ】コツコツと続けましょう
砂川昇建の思うところ
継続力(持続力)は、人間の行動の中でも特に重要な要素です。成功や成長の鍵となる「やり抜く力(grit)」にも深く関わっています。若い頃は瞬発力に優れていても継続が難しいことが多く、年齢とともに粘り強さが増していくという傾向は多くの人が経験的に感じることでしょう。前頭前野は、自己制御・計画性・判断・感情のコントロールを担う脳の領域です。この部位は25歳前後まで成長を続けるため、若年層は衝動的な行動や短期的な報酬に弱く、継続的な努力や自己抑制が難しいことがあります。年齢と共にこの部位が成熟し、長期的視野で物事を捉える能力や、目標に対して粘り強く取り組む能力が高まります。若い脳は報酬系(特にドーパミン回路)が非常に敏感です。新しい刺激や即時的な満足に反応しやすく、これは「瞬発力」に関係します。年齢と共にこの敏感さがやや落ち着き、より長期的な報酬に価値を見出せるようになる傾向があります。行動心理学的観点から考えてみましょう。若い頃は経験が少ないため、失敗が怖くなったり、モチベーションを保てなかったりします。年齢を重ねることで成功体験や克服体験が積み重なり、自己効力感が強まり、継続力も高まりやすくなります。行動心理学では、「継続できるかどうか」は才能ではなく環境と仕組みの問題とされます。アンジェラ・ダックワースの研究によると、成績やIQよりも「Grit(やり抜く力)」が成功と強く相関することを示す。「やり抜く力」は生まれつきではなく、訓練や経験で育てることができるとされている。「山」と言えば、北島三郎の歌はいいですね。たまには、演歌もいいです。
著者 砂川昇建




