《職場の教養に学ぶ》
お題:伝統の継承
2025年4月29日(火曜)
【今日の心がけ】次につながる仕事を目指しましょう
砂川昇建の思うところ
天皇家と職場の伝統の話です。日本列島には縄文時代(約1万年以上前)から人々が暮らしていました。小さなクニ同士が争い、だんだんと「ヤマト王権」と呼ばれる大きな勢力が日本列島を統一していきます。このヤマト王権のリーダーが、後の「天皇」となります。 「日本書紀」や「古事記」には、初代天皇として「神武天皇」(紀元前660年即位と伝承)が登場します。「天照大神(あまてらすおおみかみ)」の子孫としての天皇は現在でもその血統で存続しています。沖縄は、もともと独立した王国で、天皇は自国の君主ではなかったので、現在でも崇拝する文化はありません。中国も、王朝がありましたが、戦乱の度に変わったので血統ではなく、神格化される事もなく、「辛亥革命(しんがいかくめい)」が起こります。孫文らによる革命運動によって廃止されました。会社の創業者は、会社を作った創造主であり、その点は尊敬に値するかも知れませんが、「創業と守勢どちらが難きか」の格言の如く、創業、守勢、いずれにかかわる人も力を合わせ存続させていく事が大事だと私は結論づけます。過去の実績を奢ることなく、若い人達とも力を合わせて進んでいく事が大切です。
著者 砂川昇建




