《職場の教養に学ぶ》
お題：さかなの日
2025年3月6日(木曜)
【今日の心がけ】消費行動を見直しましょう
砂川昇建の思うところ
水産資源とは、海や川、湖などに生息する魚類、貝類、甲殻類、海藻などの生物を指します。これらは「再生可能資源」とされていますが、適切に管理しないと乱獲により資源が枯渇するリスクがあります。日本では、漁業法（昭和24年制定、令和2年改正）に基づき、漁業権が規定されています。漁業権は主に以下の3種類に分けられます。定置漁業権、 区画漁業権、共同漁業権。一般人が合法的に魚介類を採るには、以下の方法が可能です。 釣り。ただし、特定の場所（漁業権が設定されている区域）や種類（資源保護対象の魚など）には制限がある。素潜り（ダイビング）で魚介類を採ること。個人がダイビングや素潜りで魚を捕ることは基本的にNG。特にアワビやサザエ、ウニなどの貝類は漁業権の対象となっているため、違法採取になることが多い。例外として、都道府県の許可を得た場合や、漁業権のないエリアでの採取が認められることもある。漁業権が設定されていない海岸では無料で貝類を採ることができる。日本では漁業資源の保護と持続的な利用を目指して、漁獲制限や漁業権制度を強化しています。今後は、資源管理型漁業や養殖業の拡大が重要になっていくでしょう。
著者 砂川昇建
