砂川昇建会長ブログ 職場の教養に学ぶ!~転ばぬ先の杖~

砂川昇建 職場の教養に学ぶ!~転ばぬ先の杖~

《職場の教養に学ぶ》

お題:大祓

2025年6月30日(月曜)

【今日の心がけ】半年間を振り返ってみましょう

砂川昇建の思うところ

「大祓(おおはらえ)」は本来、神道の儀式であり、年に二度(6月と12月)行われる穢れ(けがれ)を祓うための行事です。人々が知らず知らずのうちに犯した罪や過ち、身にまとった穢れを祓い清め、心身の清浄を取り戻すことが目的です。一方、仏教では「穢れを払う(けがれをはらう)」という概念は、神道とは異なる視点を持っています。仏教では、「穢れ(けがれ)」は物理的な汚れではなく、**心の迷いや煩悩、無明(無知)**を意味します。具体的には次のようなものが「穢れ」とされます。貪(とん):むさぼり。瞋(じん):怒り、憎しみ。痴(ち):無知、真理を知らないこと。これらは仏教の「三毒(さんどく)」と呼ばれ、心を曇らせる根本的な穢れです。仏教では「祓う」というよりも、**修行や悟りによって穢れを「除く」「超える」**という表現が適しています。具体的な実践には以下のようなものがあります。戒(かい):道徳的な戒律を守ることで、心の乱れを防ぐ。定(じょう):瞑想や禅定によって心を静める。慧(え):智慧によって真理を理解し、無明を超える。これら三つを合わせて「三学(さんがく)」と呼びます。穢れとは戦う対象というより、無知からくる錯覚なので、知恵によって正しく物事を理解することで自然に消えていくものとされます。 神道の「穢れ」=外的・社会的な不浄や不幸(死・出血・災いなど)仏教の「穢れ」=内的・精神的な迷い(煩悩・無明など)。仏教では、大祓のような「祓いの儀式」は形式的・象徴的な意味としては受け入れられることもありますが、根本的な解決は修行や悟りにあると教えます。

著者 砂川昇建

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