《職場の教養に学ぶ》
お題:安心を与える行動
2026年3月9日(月曜)
【今日の心がけ】思いやりのある言葉を選びましょう
砂川昇建の思うところ
マエノリティーとマジョリティについて考えてみましょう。マイノリティ保護はなぜ強まったのか近代国家は、多数決民主主義+人権思想の上に成り立っています。とくに、第二次世界大戦後の人権思想→グローバル企業のESG重視。SNSによる可視化→が、少数者問題を「見えなくしてはいけないもの」にしました。マジョリティ側の不満→配慮コストの増加。表現制限の強化。企業コンプライアンスの複雑化。「言いづらい空気」経営者視点では、組織運営コストが上がっている」という感覚は確かにあります。しかし逆説があります。マイノリティ保護が過度になると、本人が「弱者ポジション」に固定化される。自己責任と自己成長の文化が薄まる。“救済される側のアイデンティティ”が強化される。 という副作用が起きます。これは心理学的には「学習性無力感」に近い状態です。つまり、救済が過度だと主体性が削がれる可能性はあります。では現代社会は異常なのか?「異常」というより、揺り戻しのフェェーズだと見ています。歴史を見ると、産業革命 → 労働搾取。20世紀前半 → 労働者保護強化。1980年代 → 新自由主義。2020年代 → 再び再分配・保護強化。という振り子運動を繰り返しています。本質的な問題はここで、実は問題は、「弱者を守るかどうか」ではなく「社会全体の活力をどう維持するか」もし、生産性が落ちる。努力と報酬の連動が弱まる。過度な規制で挑戦が減る。ならば、マジョリティにも悪影響は出ます。私たちの会社のように、未経験者を育成し、成長機会を与え、自立させるモデル、これは「救済」ではなく「能力開発」です。ここが重要だと思います。
著者 砂川昇建




