《職場の教養に学ぶ》
お題:睡蓮
2026年6月14日(日曜)
【今日の心がけ】日常業務を工夫しましょう
砂川昇建の思うところ
ドストエフスキーの小説で、囚人に穴を掘らせて、すぐに埋めさせる、この単純作業を拷問と連想させる話があります。人は、意味のない事を繰り返す事に虚無感を感じるようです。モネは晩年、自宅の庭に大きな池を作り、そこに睡蓮を植えたそうです。一見すると「同じ花を何百枚も描いている」ようですが、モネ本人にとっては違いました。彼が見ていたのは、朝と夕方で変わる光、季節による色彩の変化、水面の揺れ 雲や空の映り込み、自分自身の視覚の変化でした。つまり「睡蓮」という対象そのものではなく、同じものが、いつ見ても違って見えるという現象を描いていたのです。だから飽きなかったのです。私たちのビジネスシーンでも同じことがいえます。ところで、画家のモネは本名が Claude Monet です。「Claude(クロード)」が名前で、「Monet(モネ)」が姓です。一方、AIの Claudeは、AI開発企業の Anthropic が作った対話AIです。Anthropicは公式には「なぜ Claude という名前なのか」を詳しく説明していませんが、一般には情報理論の先駆者である Claude Shannon に由来すると考えられています。ClaudeShannon は現代のデジタル通信や情報理論の基礎を築いた人物です。ですから、 Claude Monet の Claude、Claude AI の Claude、Claude Shannon の Claude、はすべて同じフランス語由来の男性名「Claude」だそうです。ちなみにフランスでは Claude は比較的一般的な名前で、日本でいう「健一」や「浩二」のような感覚に近い名前だそうです。
著者 砂川昇建




