《職場の教養に学ぶ》
お題:食に意識を
2026年11月15日(日曜)
【今日の心がけ】食事を喜んで頂きましょう
砂川昇建の思うところ
沖縄では、ニガナバー、ウイキョウ、長命草、ヨモギの青汁、など薬草を使った料理がおおいです。私の母親は、40年以上まえから、紅茶キノコを自宅でつくり、子供に飲ませていました。私が健康なのも、このような食生活があったからかも知れません。一方、スペインの有名なシェフ(フェラン・アドリア)は、卵の殻を使った料理をつくります。彼、曰く、食とは、五感で楽しむものだということです。味だけでなく、驚きや雰囲気などすべてが料理の味だということです。例えば、子供の頃に食べた母親の料理です。何十年たっても、その味を覚えていることがあります。高級レストランの料理より、母親の作った味噌汁の方が美味しいと感じることもあるでしょう。それは、必ずしも料理としての完成度が高いからではありません。その料理に、幼少期の記憶、家族との時間、安心感などが結びついているからでしょう。嗅覚と記憶の結びつきは、心理学や神経科学でも研究されているそうです。ある香りを嗅いだ瞬間に、何十年も前の出来事を思い出すことがあります。私にとって、子供の頃は嫌いだった、紅茶キノコやニガナバー、ヨモギの味も、今では大好きなのは、味覚ではなく、そこには、石垣島で過ごした幼少期や、母親の姿が重なっているのからかも知れません。なるほど、料理とは、相手の健康を思いやって作るものであり、感激や感動をあたえるものでも有る。そういう意味でも「五感」で味わうものかも知れません。
著者 砂川昇建




