《職場の教養に学ぶ》
お題:心を寄せ合う
2025年3月11日(火曜)
【今日の心がけ】思いやりの心を大切にしましょう
砂川昇建の思うところ
3月11日は、日本にとって特に重要な日であり、東日本大震災が発生した日です。2011年3月11日に発生したこの地震と津波は、日本の歴史上最も甚大な被害をもたらしました。この震災では、マグニチュード9.0の巨大地震が発生し、それに伴う津波が東北地方の沿岸部を中心に甚大な被害をもたらしました。また、福島第一原発事故も発生し、日本だけでなく世界にも大きな影響を与えました。日本人の助け合い(共助・互助)の文化は、災害時に特に顕著に表れ、世界からも高く評価されています。その特徴を海外と比較すると、以下のような点で差異が見られます。秩序を保った行動→日本では、震災や台風の後でも「パニックにならず、列を守る、暴動が起きない」と世界から驚かれます。「自分だけでなく周囲も助ける」精神→日本では、地域の町内会や自治会が積極的に支援活動を行い、見知らぬ人同士でも助け合う文化があります。海外(特に個人主義の強い国)では、自分や家族を優先しがちで、見知らぬ人にまで助けを広げるケースは少ないことがあります。日本の災害対応には「助け合いの文化」「秩序を守る行動」「防災意識の高さ」といった特徴があり、これは海外と比較しても際立っています。ただし、海外にも助け合いの精神はあり、国ごとの文化や歴史、災害の頻度によって違いが生まれています。日本のこの精神は、災害だけでなく、日常生活や社会のあらゆる場面でも重要な価値を持っていますね。助け合いの精神を高めましょう。
著者 砂川昇建




