砂川昇建会長ブログ 職場の教養に学ぶ!~転ばぬ先の杖~

砂川昇建 職場の教養に学ぶ!~転ばぬ先の杖~

《職場の教養に学ぶ》

お題:自分の行動を振り返る

2025年12月17日(水曜)

【今日の心がけ】自分の行動に意識を向けましょう

砂川昇建の思うところ

カーシェアの掃除をしない人への怒りは、単なる「車が汚い」以上に、「共同体への敬意の欠如」 を目にしたときに起こる自然な感情です。現代社会では、合理性(効率・利益)だけが強調され、倫理・道徳・共同体意識が弱まっているという構造的な背景があります。現代人は、倫理、道徳が何故、欠如しているのか?効率、成果、個人の権利、合理的判断、を重視する“デカルト的・ニュートン的”な世界観に近いです。つまり「自分に直接メリットがないこと」には価値を見いださない。こうした思考が強くなりがちです。例えば、カーシェアを掃除しても「自分にメリットはない」と考える人は、汚れたまま返却します。合理性の副作用として共同体意識が薄れています。昔は共同体で生きていたため、“迷惑をかけないこと” が自然と教育されました。しかし現代は、個人主義、匿名性、他者と関係が薄い生活が普通になったため、「他人のために行動する意義」が感じにくいのです。常識とは「共同体で共有された価値観」です。しかし現代の共同体はバラバラのため、あなたの常識=相手の常識ではない。これが摩擦の正体です。怒りは自然な感情です。しかし、怒りが「自分を苦しめる」なら、それは手放す価値があります。他人の行為はコントロールできない。仏教では「自分が変えられるのは自分だけ」と教えます。相手を変えようとすれば苦しみが生まれる。怒りを抑圧するのではなく、「これは学びの機会だ」と転換する。たとえば、「人はそれぞれ背景が違う」「常識は共有されていない」「怒りは相手ではなく自分を痛める」こういう智慧を持つと、心が軽くなります。「人はみんな同じ良識を持っているはずだ」と期待すると、裏切られる。最初から「いろんな人がいる」と割り切ると怒りは大幅に減ります。相手に振り回されないために、「ここまでなら関わる」「ここからは距離を置く」という線引きが必要です。カーシェアなら、会社にフィードバックを送る(制度として改善)直接相手と争わない、自分が怒りで疲弊しないよう距離を置く、など、現代的な「非暴力的対応」が有効です。仏教では、他者がどうであろうと、自分は自分の道を歩むべしと教えます。

著者 砂川昇建

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