《職場の教養に学ぶ》
お題:タクシーの自動ドア
2025年3月15日(土曜)
【今日の心がけ】双方の視点から考えましょう
砂川昇建の思うところ
日本のタクシーといえば、自動ドアが特徴的です。乗客がドアを開閉する必要がなく、運転手が手元のレバーで操作します。しかし、この便利な機能には、メリットとデメリット(功罪)の両面があります。手を使わずにスムーズに乗車できるため、荷物を持っている人や高齢者、体が不自由な人に優しい。特に雨の日や寒い日に、傘を閉じたり荷物を持ち替えたりせずに乗れるのは便利。深夜の客やトラブル防止のため、運転手が車内にいながら対応できる。外国人観光客が戸惑う→「ドアを自分で開けてはいけない」と知らず、無理に開けようとしてトラブルになることも。自動で開いたドアにぶつかる→ 通行人や自転車が近くにいると、突然ドアが開いてぶつかる可能性がある。機械なので、故障すると手動で開けなければならないが、ドアが重くて開けづらい。日本のタクシー文化に適しているが、必ずしも世界標準ではない。
著者 砂川昇建




