《職場の教養に学ぶ》
お題:さらなる環境美化
2024年12月6日(金曜)
【今日の心がけ】清掃を徹底しましょう
砂川昇建の思うところ
羽田空港のトイレは、世界で一番きれいなトイレです。そこで働く「新津春子」さんと言う方がいます。新津春子さんは、羽田空港の清掃員として卓越した技術と「思う心」を持ち続け、羽田空港が「世界で最も清潔な空港部門」で通算7度の第1位に輝くことに大きく貢献しました。彼女が大切にしている「思う心」は、「モノを思う心」「人を思う心」「自分を思う心」の3つから成り立ちます。 新津さんは、27歳の時に出場した清掃の全国大会「全国ビルクリーニング技能競技会」の東京地区予選で2位になったことをきっかけに、「思う心」について深く考えるようになりました。新津さんの取り組みは、些細なことでもコツコツと続けることの大切さを教えてくれます。日々の清掃業務において、「思う心」を持ち続けることで、世界的な評価を得るまでに至りました。このことは、どんな小さな仕事でも真心を込めて取り組むことで、大きな成果や名声を得られることを示しています。新津さんの姿勢は、私たちに日々の業務に対する取り組み方を見直すきっかけを与えてくれます。どんな仕事でも、誠実に、そして思いやりを持って続けることが、成功への道であることを教えてくれます。新津さんは清掃のプロフェッショナルとして、その技術と情熱が評価され、講演会などでも多くの依頼を受けています。彼女の半生や清掃に対する姿勢は、多くの人々に感動と学びを与えています。 また、新津さんはYouTubeチャンネル「新津春子のやさしいお掃除チャンネル」を開設し、家庭でもできるプロの技を伝授しています。 誰もが嫌がる「トイレ掃除」ですが、一心に仕事に打ち込む心は大きな名声と利益をもたらす事を教えてくれます。
著者 砂川昇建