《職場の教養に学ぶ》
お題：言葉にならない
2025年3月24日(月曜)
【今日の心がけ】より良い仕事を目指しましょう
砂川昇建の思うところ
うまく行く事の理由が分からないという話です。物事や仕事がうまく行く人と、成長する会社や倒産する会社があります。その理由や原因を端的に答えられる人は少ないと思います。物事の成否を「視点と視野」および「努力と怠慢・無関心」の相関で説明してみましょう。視点は、自分の立ち位置や意識の枠組みを意味します。物事をどう捉えるか、どこに焦点を合わせるかです。例えば、「今の仕事はつまらない」「自分には無理だ」といった狭い視点では、問題解決や成長のチャンスを見逃してしまいます。視野は、その人が持つ全体的な視界、視野の広さを指します。広い視野を持つ人は、物事の全体像を理解し、遠くを見通して行動します。視野が広ければ、逆境や変化に対しても柔軟に対応でき、チャンスを捉えることができます。この「視点」と「視野」の関係は、成功に大きく影響します。狭い視点にとらわれていると、問題を小さくしか捉えられず、目の前の困難に焦点を当てすぎて長期的な視野を持つことができません。一方、広い視野を持ち、視点を柔軟に変えることができる人は、問題解決策や新しいチャンスを早く見つけ出し、成功に結びつけやすいです。努力は、目標に向かって自分を高めるための行動や工夫、学び続ける姿勢です。努力は成果に直結しますが、それが持続可能であるためには、意識的に努力を続けることが重要です。怠慢や無関心は、目標に対する関心を失ったり、適当な態度で物事をこなすことを意味します。この状態では、成長や成果が得られる可能性は低く、現状維持に甘んじたり、状況に流されてしまいます。したがって、物事や仕事がうまく行くかどうかは、「視点」と「視野」を広げるための努力が大切であり、怠慢や無関心を避け、持続的に自分を成長させることが成功への鍵となります。
著者 砂川昇建
