《職場の教養に学ぶ》
お題:ウインザー効果
2025年3月22日(土曜)
【今日の心がけ】褒め方を工夫してみましょう
砂川昇建の思うところ
ウインザー効果とは、情報の信頼性や影響力は、発信者本人から直接伝えられるよりも、第三者を介して伝えられた方が強くなるという心理効果のことです。この概念は、作家アーリーン・ウインザーの小説『The Winds of Change』に由来しています。小説の中で、登場人物が「本人から直接言われるよりも、他の人からの噂の方が信じやすい」と語ったことから、この心理現象が「ウインザー効果」と名付けられました。本人が自分を良く言うと「自己アピール」だと感じるが、第三者の言葉には「利害関係がない」ように見えるため、信じやすくなる。本人が言うと主観が強すぎるが、第三者の言葉はより「公正」だと感じるため。口コミやレビューなどの形で広がると、多くの人に伝わり、社会的証明(みんながそう言っているから正しい)として機能する。「自分でアピールするよりも、他人に語ってもらう方が強い」というのは、シンプルながら強力な法則ですね!
著者 砂川昇建




