《職場の教養に学ぶ》
お題:聴く姿勢
2026年6月22日(月曜)
【今日の心がけ】言葉の奥にある思いを聴きましょう
砂川昇建の思うところ
聴く力を意識したら社内で相談される事が増えたという話です。「聴く力」は、人間関係において非常に大きな力です。話し上手な人は注目を集めますが、聞き上手な人は信頼を集めます。多くの人は「自分のことを理解してほしい」「認めてほしい」という欲求を持っています。そのため、相手が気持ちよく話せるように耳を傾ける人は、自然と好かれます。聞き上手な人の特徴は、相手の話を途中で遮らない、すぐにアドバイスしない、相手の感情を受け止める、適切な質問で話を広げる、自分の話ばかりしない、という点にあります。古代ギリシャの哲学者 は、 神は人間に口を一つ、耳を二つ与えた。という趣旨の言葉を残したと伝えられています。聞き上手の代表格が「豊臣秀吉」です。秀吉の人心掌握術を一言でまとめると、「まず相手を主役にした」ことです。多くの人は、「自分を認めてくれる人」「自分の話を聞いてくれる人」に心を開きます。聞き上手とは、単に黙っている人ではありません。相手に関心を持つ、相手の立場で考える、相手の気持ちを受け止める、という能動的な行為です。だからこそ、人生や仕事においては「話し上手」よりも「聞き上手」の方が長く信頼されることが多いのです。秀吉のような人たらしの技術を現代風に言い換えるなら、「相手が自分と話した後に、少し元気になっていること」かもしれません。
著者 砂川昇建




