《職場の教養に学ぶ》
お題:先を読む
2025年9月12日(金曜)
【今日の心がけ】想定力を磨きましょう
砂川昇建の思うところ
ビジネスシーンで「先を読む」とは、ポジションによって異なります。経営者は戦略的観点からとらえなければいけません。外部環境(社会・経済・国際情勢・規制・テクノロジー動向・顧客ニーズの変化)求められる先読み。5年〜10年先を見据えた「市場変化」や「事業の持続可能性」競合や業界の構造変化、リスク(法規制、地政学リスク、資金調達環境)部長クラスだと、内部と外部の中間領域(業務プロセス・人材配置・競合製品・顧客動向)求められる先読み、1年〜3年先の部署目標とリソース確保。他部署や社内政治との関係性、メンバーの成長や退職リスク。現場担当者は、日常業務・短期的な進行・顧客や上司のニーズ。数日〜数か月先のタスクや周囲の動き。上司や顧客が求める次の行動を予測する。トラブルや手戻りを防ぐ準備。つまり「先を読む」という言葉は同じでも、視野の広さと時間軸がポジションによって変わります。
著者 砂川昇建




