《職場の教養に学ぶ》
お題:書初め
2025年1月6日(月曜)
【今日の心がけ】新年の決意を文字にしてみましょう
砂川昇建の思うところ
2025年日本国内においては、あまり輝かしい展望を抱く人はいないと思います。増税、値上げ、DXの推進によるリストラ、私生活においては、SNSによる誹謗中傷、詐欺、予期せぬ人物のリーダー化、拝金主義の台頭、など心身共に暮らしにくい状況が予想されます。反面、戦争状態での、徴兵など、生命にかかわる事はなく、平凡に暮らせる平和な社会でもあります。毎日をなんとなく、むだに過ごすのではなく、誰かの役に立つスキルを身に付け、貢献できる「志」が、いかなる時代や環境においても大切ではないでしょうか?日本における「書」は、目標を掲げ、目にする事で達成に向けた一つの要因になるかも知れません。「書」は、美しいと感じる「書体」があります。しかし、墨の濃淡や、文字の太さ、細さ、流暢な字体、角ばった字体、荒々しい字体、など新たな「美しさ」に気づく事があります。それは、「書」を書く人の心や個性かも知れません。「書」を上手に書こうとするのではなく「書と一体になる」事が大切なのかも知れません。
著者 砂川昇建