砂川昇建会長ブログ 職場の教養に学ぶ!~転ばぬ先の杖~

砂川昇建 職場の教養に学ぶ!~転ばぬ先の杖~

《職場の教養に学ぶ》

お題:物事の捉え方

2025年4月17日(木曜)

【今日の心がけ】多角的に物事を捉えて見ましょう

砂川昇建の思うところ

ソクラテスは偉大な哲学者で、妻のクサンティッペは悪妻と言われています。ソクラテスに水をぶっかけた。いつも文句を言っていた。気難しく、夫に辛く当たった。これらは、プラトンやクセノポン、さらには後世のローマ作家たちが記した逸話に基づいています。ソクラテスは裕福な家庭に生まれたものの、成人後はほとんど定職につかず、哲学的対話に時間を費やしました。そのため、家庭の経済的基盤を支えていたのは、クサンティッペであった可能性が非常に高いと考えられます。二人の間には複数の子どもがいた(クセノポンによると3人)。ソクラテスは外で議論や哲学談義に明け暮れていたので、家庭内のことはすべて妻に任せきりだったと見られます。哲学者として抽象的な思索に没頭しがちなソクラテスに対して、クサンティッペは日常生活の「リアリズム」を突きつけていたのだと思います。あなた(男性)が、定職にもつかず「男のロマンが分かった」とか「社会の仕組みが分かった」とか妻に言っても「もっと身近な事を考えてよ」と言われるはずです。ソクラテスは何故偉大なのでしょうか?ソクラテスは、哲学をただの思索や理論としてではなく、「どう生きるべきか」という問いを、実際の生活の中で実践しました。「自分が何も知らないということを知っている」この言葉は、知識の限界を認める勇気を意味します。これに対して、現代の偉大な哲学者「ウィトゲンシュタイン」は「語り得ぬものについては沈黙せねばならない」と、解きました。ソクラテスは「私は知らない。でも、問うことはできる。」。ウィトゲンシュタインは「言語の限界が、我々の世界の限界だ。そして、「仏陀」は言語の限界を「離言真如」「離言真如」と説きました。依言真如とは、言葉や教え(経典など)を媒介として真理に近づくこと。仮の方便としての言語。離言真如とは、言葉を超えた境地。究極の真理は言語では表せないとする認識。沈黙の世界、直観の世界。仏陀は、哲学者の限界をも超えた「智慧」を持っていたのです。

著者 砂川昇建

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