《職場の教養に学ぶ》
お題:前向きな目標
2025年1月27日(月曜)
【今日の心がけ】建設的な言葉を使いましょう
砂川昇建の思うところ
最近は、子供を褒めて教育しようという風潮が蔓延しているようです。昭和の子供教育は、叱られたり、叩かれたりする教育が一般的だったと思います。叱るシチュエーションは、危険な行為に対してや、他人に迷惑をかける行為に対しては有効です。感情的にならずに、何故、いけないのか理解する説明が大切だと思います。反面、子供は褒められることで「自分は認められている」と感じ、自分に自信を持てるようになります。褒める事のメリットは、モチベーションの向上です。良い行動を褒めると、子供は「もっと頑張ろう」と思うようになります。特に、努力を褒めると長期的な成長につながります。不必要に褒めすぎると、子供が「褒められるために行動する」ようになり、内発的なモチベーションが育たなくなる可能性があります。又、実力以上に褒めると、子供が自分を過信し、挫折に弱くなることがあります。子育てにバイブルは無いと思いますが、一番大切な事は、親が模範的である事だと思います。私は、小学校の頃、親に嘘をついてお金をもらい、友達と映画を見に行った事があります。おこずかいなどなかったからです。ですが、母親は、隣の家にお金を借りに行ったのです。「来月、豚出すからね」と言って借りてきたお金を私にくれたのです。貧乏な家庭で育てば悪くなる確率が高くなると思いますが、そうではありません。言葉ではなく、親の姿勢が大切なのです。子供にどんな背中を見せられるかが・・。
著者 砂川昇建