《職場の教養に学ぶ》
お題:握り飯
2025年1月17日(金曜)
【今日の心がけ】お米をじっくり味わってみましょう
砂川昇建の思うところ
「握り飯」はその名の通り、炊いたご飯を手で握って形作ったことに由来します。「握る」という動作が名前に反映されており、非常にシンプルな名称です。「握り飯」から派生した言葉で、「お」が付くことで丁寧な響きになっています。「おにぎり」は特に現代の一般的な呼び名です。「おむすび」の「むすび」は「結ぶ」に由来し、古くは神道的な意味合いがあります。米を「結ぶ」ことで神様との縁を結び、願いを込める意味があったとされています。日持ちするための工夫もあります。 梅干し:殺菌作用があり、長持ちする。塩昆布や昆布の佃煮:塩気が効いて保存が利く。焼き鮭:保存性が高く、風味も良い。鰹節:味噌や醤油で和えたもの。地方特有の具材もあります。 地域によって特有の具材がある場合もあります。北海道:鮭やいくら。秋田県:味噌を塗って焼いた「焼きおにぎり」。九州地方:高菜漬けや明太子。沖縄:スパムやポークランチョンミート(洋風の影響)。形にも特徴があるようです。関東地方:三角形が一般的。関西地方:丸形も多く見られる。海苔を使うかどうかも地域で異なります。海苔は関東では一般的ですが、関西では巻かずにそのまま提供することもあります。私は、朝はパン、夜はつまみ程度で炭水化物はとりません。お昼は、お弁当でご飯も食べます。お米はおいしいですね。日本人の力の源です。
著者 砂川昇建