《職場の教養に学ぶ》
お題:仕事への意欲
2025年12月13日(土曜)
【今日の心がけ】仕事への姿勢を見つめ直しましょう
砂川昇建の思うところ
日本は生産性が低く、人口の少ないドイツにも抜かれてしまいました。日本の企業は世界的に見て、IT投資額は欧米の半分以下、省力化投資が少ない、中小企業は特に“人で解決する”傾向が強い、ドイツは「人件費が高い → 自動化しないと会社が回らない」環境のため、中小企業でもデジタル化・自動化を積極導入しています。ドイツは、専門性を追求するジョブ型に加えて労働市場の流動性が高いため生産性が高いです。つまり、日本の場合は、労働基準法により守られている意識が強いので、専門性に対する努力やスキルアップの意識が希薄です。皮肉な事に、労働者を守る為の法律が労働者を怠慢にし、指示された事をノラリクラリと作業し働く事が日常になっています。ドイツは、職務給(ジョブ型) 仕事の範囲が明確、転職が一般的で専門性が上がる、日本は、メンバーシップ型、総合職、仕事内容が広く曖昧、専門性が蓄積しにくい、人材配置の非効率が起こる、 専門性 × 役割の明確化 がドイツの高生産性につながっています。弊社は、アウトソーシング事業ですから、自分の給料分くらいは全員が稼いでいます。問題は、間接人員で総務職や営業職などが特に生産性をあげていかなければなりません 。
著者 砂川昇建




