《職場の教養に学ぶ》
お題:パンの記念日
2025年4月12日(土曜)
【今日の心がけ】食事を楽しみましょう
砂川昇建の思うところ
パンは人類最古の加工食品の一つで、少なくとも1万年前にはすでに穀物をすりつぶして焼いたものが食べられていた痕跡があるそうです。パンを発酵させて膨らませるのに欠かせないのが「酵母菌(イースト)」です。酵母は糖をアルコールと二酸化炭素に分解します。この時に発生する二酸化炭素がパン生地をふくらませます。酵母には天然酵母(野生酵母)と工業的に培養されたドライイーストがあります。医師や栄養士の中には「パンを控えると健康に良い」と主張する人もいます。その理由をいくつか紹介します。パンの主原料である小麦にはグルテンというたんぱく質が含まれています。グルテンに敏感な人(グルテン不耐症、セリアック病)は小腸がダメージを受け、炎症や消化不良を起こす。白いパン(特に精製された小麦粉使用)はGI値(血糖上昇指数)が高く、食後の血糖値が急上昇しやすい。これはインスリン分泌の乱れや、体脂肪の蓄積、糖尿病リスクと関係があります。市販のパンには保存料、香料、乳化剤、マーガリン、ショートニングなどが含まれている場合があり、これらの過剰摂取が懸念されます。白パンのような精製された炭水化物は腸内の悪玉菌を増やす可能性があるとされます。これらが気になる人は、全粒粉使用のパン(米パン等)。ライ麦(Rye)使用のパン。その他、グルテン不使用のパンもいいです。「パンは体に悪い」と一括りにするのではなく、「どんなパンをどう選ぶか」が大事ということですね。
著者 砂川昇建




