砂川昇建会長ブログ 職場の教養に学ぶ!~転ばぬ先の杖~

砂川昇建 職場の教養に学ぶ!~転ばぬ先の杖~

《職場の教養に学ぶ》

お題:人生の宿題

2026年8月22日(土曜)

【今日の心がけ】人生の軸をはっきり定めましょう

砂川昇建の思うところ

人生に軸を持つ事の大切さを定年退職した先輩に教えられる話です。私は、人間の生きる価値は「成功」や「財産」の大きさでは測れないと思います。それは目に見えて華やかではありますが本質ではありません。どれほど偉大な経営者でも最後は数メートル四方の場所で葬られ、お金も地位も持っていくことはできません。「寝て一畳、立って半畳」という言葉は、人間の欲望の限界を端的に表していると思います。では、何が残るのでしょうか。私は、人生の軸とは「何を持っているか」ではなく、「どう生きたか(自分の成長と他者への貢献」だと思います。世阿弥は「真の花」を説きました。若さや名声ではなく、長年の修練によって身についた人格や芸こそが、本当に価値のあるものだと考えました。一方、経営者の稲盛和夫は、「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」という有名な言葉を残しています。能力だけではなく、「考え方」が最も重要であるという意味です。二人とも、「外にあるもの」ではなく、「内に育てたもの」が人生を決めると考えています。一般的には、会社(仕事)=人生の軸、或は、理解し合える関係、許してくれる環境、自分を愛してくれる環境の中で生きて行きたいと考えるのではないでしょうか?でもそれは、単なる甘えでしかありません。自分に軸があり、強くなければ誰も守る事はできません。自分を守ってくれる事を、相手や会社に求めるだけの人になってしまいます。会社を辞めると、肩書きを失う、人から頼られなくなる、毎日の予定がなくなる、その結果、「自分には価値がない」と思ってしまいます。しかし、それは会社が軸だったのであって、自分自身が軸ではなかったということです。ですから、仕事としてとらえるのではなく、役に立つ存在になるために努力する、自分が一歩成長するために頑張る、老後(人間として)の軸をしっかり作る為に頑張る、これが「存在する事の意義」だと思います。

著者 砂川昇建

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