《職場の教養に学ぶ》
お題:成長のステージ
2026年5月21日(木曜)
【今日の心がけ】「初心」を意識しましょう
砂川昇建の思うところ
世阿弥の「初心忘るべからず」についてです。この言葉は「人は、どの段階にも「初心」がある」という極めて深い洞察です。つまり、どんなに経験を積んでも自分が未だ未熟だと思う力です。こうした洞察はむしろ、上達しないと湧き起こらない感情です。例えば、エクセルの関数を覚えたての新入社員は、やたら関数を付けまくります。そして、自分が効率を良くしたと自画自賛します。ですが、他の人からすると、エラーが頻繁に出て、どうなっているのか調べる作業が増えてしまい迷惑な事なのです。このように「初心忘るべからず」だな、と感心しても実際には自分本位で行動してしまいます。ここで続くのが「守破離」と言う言葉です。未熟なうちは、教えられる事をしっかりできるようになるまで訓練する事です。そして、基礎作りがしっかりしてから、「破」つまり、アイデアや工夫を実行していく事です。未熟な人ほど、自分の能力をアピールしたくて、小さな出来る事で評価を得ようとします。これは、組織では絶対にしてはいけない事です。
著者 砂川昇建




