砂川昇建会長ブログ 職場の教養に学ぶ!~転ばぬ先の杖~

砂川昇建 職場の教養に学ぶ!~転ばぬ先の杖~

《職場の教養に学ぶ》

お題:小さな決断

2025年6月24日(火曜)

【今日の心がけ】小さな決断を大切にしましょう

砂川昇建の思うところ

「人間の決断」というのは、日常の些細な選択から人生を左右する重大な意思決定まで、私たちの生き方そのものを形づくる基盤です。以下では、行動心理学や認知科学の観点から、「決断の構造」と「正しい選択をするための鍛錬方法」について考えてみましょう。人間の決断は、主に以下の「2つのシステム」によって支配されています。システム1(直感型)速い・自動・感情的・無意識 反射的にブレーキを踏む、好き嫌いの判断。システム2(論理型)遅い・熟慮・意識的・努力的 投資判断、転職、契約書の確認。ほとんどの小さな決断(朝ごはん、会話、SNS投稿)はシステム1に委ねられており、重大な決断でのみシステム2が発動します。ただし、疲労やストレスでシステム2は簡単に機能低下するため、重要な決断ほど「環境整備」が求められます。決断に影響を与える主な要素として、過去に成功した/失敗した経験が、無意識のうちに「同じようにした方がいい」というバイアスを生み出します。 フレーミングにも影響をうけます。「成功率80%」と言われると肯定的に聞こえるが、「失敗率20%」だと不安に感じるなどです。 アンカリングとは、2,000円のシャツを「5,000円→値下げ」と言われると、実際より価値を高く感じる。正しい決断を下すためには訓練も必要です。メタ認知として「なぜ自分はそう思ったのか?」と自問する癖をつける。決断の前に「情報」と「目的」を整理する。どんな決断をしたか?なぜそうしたか?結果どうだったか?習慣化すると、自分の「バイアス傾向」が見えてきて、次に活かせます。 よい決断は「感情」でも「理屈」でもなく、「目的に照らして選ばれた手段」です。そのためには、「自分はなぜこの決断をしようとしているのか」を一度立ち止まって考える訓練が有効です。最近、お昼は、から揚げ弁当ばかり食べているので、今後は熟考したいと思います。

著者 砂川昇建

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