砂川昇建会長ブログ 職場の教養に学ぶ!~転ばぬ先の杖~

砂川昇建 職場の教養に学ぶ!~転ばぬ先の杖~

《職場の教養に学ぶ》

お題:勤労への感謝

2026年11月23日(月曜)

【今日の心がけ】仕事の意義を考えましょう

砂川昇建の思うところ

昭和23年に制定された「勤労感謝の日」についてです。昭和23年は終戦からわずか3年。日本はまだ連合国軍の占領下にあり、食糧不足、住宅不足、インフレ、失業など、多くの困難を抱えていました。その前年、昭和22年には労働基準法が制定され、当時の法定労働時間は1日8時間、週48時間でした。週6日働くことを想定した制度ですそして昭和23年7月、勤労感謝の日が制定されます。実は11月23日は、もともと五穀の収穫に感謝する「新嘗祭」の日でした。戦後、新憲法の下で国民の祝日として再構成されたのです祝日法では、その趣旨を次のように定めています。勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう。現代は、ゆとり教育から始まって、働き方改革、勤勉勤労な、日本人は跡形もなくなってしまいました。たしかに、メール、携帯、AIと進化して仕事の効率は上がっています。ですが、無い時代でも、ある時代でも、同様に全力を尽くして勤勉勤労するべきではないでしょうか?かつて10時間かけていた作業をAIによって3時間で終えられるようになったとします。そのとき、残りの7時間をどう使うのでしょうか。単に仕事を減らすのか。それとも、より難しい仕事に挑戦し、知識を深め、新たな価値を生み出すのか。私は、ここに現代の勤労観の大きな分岐点があると思います。例えば、例えば、同じプログラムを完成させる技術者が2人いたとします。100時間で完成させた技術者は、正しい手順を理解しているかもしれません。一方、1,000時間を費やした技術者は、途中でさまざまな失敗を経験している可能性があります。ある設計では正常に動作しなかった。別の方法では処理速度が低下した。データ量が増えると予想外の障害が発生した。修正によって別の機能に不具合が生じた。以前失敗した方法が、別の条件では有効だった。こうした経験が積み重なると、単に正解を知るだけでなく、どの条件では正解が成立し、どの条件では成立しないのかを理解できるようになります。ここに、経験時間の価値があります。ただし、1,000時間を費やせば必ず優れた能力が身につくわけではありませんが、根気の良さは少なくとも身に付くはずです。時間をかけて取り組む事に無駄な事は何一つないのです。

著者 砂川昇建

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