《職場の教養に学ぶ》
お題：雛祭り
2025年3月2日(日曜)
【今日の心がけ】親子の絆を深めましょう
砂川昇建の思うところ
雛祭り（ひなまつり）は、日本の伝統的な行事で、3月3日に女の子の健やかな成長と幸福を願うお祭りです。その起源は古く、平安時代にさかのぼります。平安時代には、「上巳（じょうし）の節句」という中国由来の行事があり、3月の初めに川で穢れを祓う儀式が行われていました。この時、人形（ひとがた）に自分の厄を移して川に流す「流し雛」という風習があり、これが雛祭りの原型とされています。平安貴族の子供たちは、「ひいな遊び（小さな人形を使った遊び）」を楽しんでいました。この「ひいな遊び」と流し雛の風習が結びつき、江戸時代に現在の「雛人形を飾る」雛祭りへと発展しました。江戸幕府が五節句のひとつとして3月3日を「桃の節句」に定めたことで、広く庶民にも広まりました。昔は医療が発達しておらず、乳幼児の生存率が非常に低かったため、子供の無事な成長を願う様々な行事が行われていました。「七五三」「初節句」「宮参り」「食い初め」「端午の節句」「十三参り」昔の日本では子供が無事に成長することが難しかったため、節目ごとに成長を祝う行事が多く存在しました。特に、雛祭りや七五三、初節句などは、現在も受け継がれています。これらの行事は、単なるお祝いではなく、親の願いが込められた大切な風習だったのです。私の家は貧乏だったのでこのような行事は行った事がありません。ですが、丈夫に育ちました。感謝です。
著者 砂川昇建
