《職場の教養に学ぶ》
お題:文化の交流
2025年11月15日(土曜)
【今日の心がけ】様々な文化を受け入れましょう
砂川昇建の思うところ
「異文化交流」と「メルティングポット」は、現代社会における共生・協働の根幹を成す考え方であり、関西万博のような国際的イベントはその「実験場」でもあります。異文化交流とは、異なる文化的背景を持つ人々が互いの価値観・習慣・言語を理解し合い、新しい関係を築くプロセスを指します。主な目的は、相互理解の促進、固定観念(ステレオタイプ)の解消、新しい価値創造。異文化交流の本質→異文化交流は「他者を理解する」ことではなく、他者との出会いを通じて、自分の文化を相対化し、広い視野を得ること。つまり「学びの鏡」です。相手を知る過程で、自分自身の文化的立ち位置を再確認する経験になります。「メルティングポット」は、もともとアメリカの移民社会を形容した言葉です。意味は、多様な民族や文化が“溶け合い”、新しい共通文化を形成する社会モデル。異文化交流は、相手を変えることではなく、自分が変わるきっかけである。メルティングポットは、「文化が溶ける」だけでなく、「新しい文化が生まれる」場所である。
著者 砂川昇建




