《職場の教養に学ぶ》
お題:父の日の一杯
2026年6月23日(火曜)
【今日の心がけ】親子で向き合う時を持ちましょう
砂川昇建の思うところ
息子と酒を飲んだパパの話です。私の父は、泡盛をおいしそうに晩酌していました。石垣島は高校までしかないので、父と一緒にお酒をのんだ事はありません。旅行したり、プレゼントをもらったり、優しい言葉を掛けられたりしたこともありません。父も母も働いて、忙しそうにしていたのでそれでいいのです。生んでくれただけで感謝しています。高校を卒業してすぐに東京に行きました。人間の感覚では「なぜ離れていくのだろう」と思いますが、動物の世界ではむしろ子どもが親から離れて独立することが自然な成功なのです。多くの動物にとって、親の役割は 子どもを守る、餌の取り方を教える、危険を避ける方法を教える、繁殖できる年齢まで育てる、ことです。つまり親の愛情は、「ずっと一緒にいるため」ではなく、「独り立ちさせるため」に働いています。例えば、ライオンの母親は子どもを熱心に守りますが、成長した雄ライオンは群れを離れ、自分の縄張りを探します。親子の絆が消えたわけではなく、生き物として次の段階に進んだのです。人間は動物の中でも特に長い子育てをする生き物です。子どもが大人になるまで20年近くかかり、その後も親子関係が続くことが多いです。大事にされるあまり、大人になっても親離れできない人もいます。これは、動物本来の「自立」を放棄した事です。動物の方がしっかりしていますね。
著者 砂川昇建




