《職場の教養に学ぶ》
お題:梅のごとく
2026年1月21日(水曜)
【今日の心がけ】粘り強く取り組みましょう
砂川昇建の思うところ
梅は、中国から奈良時代以前に伝来し、学問・忍耐・再生の象徴で、実用(薬・食)と結びついた存在です。さくらは、日本在来種が多く、平安時代以降に日本人の精神文化の中心となりました。「はかなさ」「無常」「人生」の象徴です。梅=実用と知、桜=美と感情。この対比が日本文化の奥深さです。なぜ梅は桜より早く咲くのか?原産地の違いもあります。梅は中国内陸部(寒暖差が激しい)ところで生息。桜は日本の温暖湿潤気候で生息。梅は「寒い中でも咲く」性質を獲得しました。受粉戦略は、梅は 冬〜早春に活動する昆虫 を利用。桜は 春本番の昆虫 を想定しています。花芽の休眠条件は、梅は 少ない低温刺激 で開花可能です。桜は 一定期間の寒さ+春の気温上昇 が必要です。ですから、梅:1〜2月 → 桜:3〜4月が見頃です。現代は、花見と言えば「桜」ですが、昔は「梅」でした。「万葉集」では、梅の歌は約120首。桜の歌は約40首です。ところで、普段見る桜はサクランボはならないですね。サクランボ=「西洋実桜(せいようみざくら)」という木だそうです。花も咲くそうですが、花に栄養がいかないように管理しているそうです。「サトウニシキ」が有名ですが、もう直ぐ「サクランボ」の時期ですね。
著者 砂川昇建




