《職場の教養に学ぶ》
お題：神は細部に宿る
2025年12月7日(日曜)
【今日の心がけ】小さなことを大切にしましょう
砂川昇建の思うところ
仕事の細かいところを疎かにしないような格言として「神は細部に宿る」と言う話です。どちらかと言うと「一事が万事」の方が適当な気がします。つまり、日頃の練習や仕事に取り組む姿勢が、試合の結果や会社での仕事の成果を左右すると思います。「一事が万事」という心がけを仕事に持ち込むと、小さな行動や習慣がその人の仕事全体の質に直結するため、さまざまな成果をもたらします。小さな約束を守る、細かい確認を怠らない、提出物を丁寧に仕上げる。こうした「当たり前」の積み重ねが、「この人に任せれば安心」という評価につながります。結果として、担当任務の幅が広がり、重要案件も任されやすくなります。小さなほころびが大きな失敗に発展するのが仕事です。一事が万事の姿勢は、ちょっとした誤字脱字、小さな勘違い、確認不足、といった “初期のミス” を早期に摘み取ることにつながります。結果として、手戻りや修正コストが減り、業務効率が向上します。細部に気を配る習慣がある人は、仕事の根本的な品質にも気を配れるようになります。一人の丁寧な行動は周囲に影響します。連鎖的に組織全体の仕事の精度が向上することがあります。「一つを丁寧にできる人は、すべてを丁寧にできる」という事ですね。些細な事でも手を抜かないで心を込めて取り組みましょう。
著者 砂川昇建
