《職場の教養に学ぶ》
お題:有望株
2025年2月10日(月曜)
【今日の心がけ】互いに補い合いましょう
砂川昇建の思うところ
株式は安くで買い、高くで売り利益を求める事、と言う話です。そこで、有望株とビジネスの話を比喩しています。しかし、実際株式で儲ける人は、リスクを覚悟でチャレンジする人です。「元タワー投資顧問運用部長」の 清原達郎 氏は、2004年度の所得税納付額で 36億円以上 を納め、日本一の長者番付に名を連ねた人物だ。彼はこう語っている。「あなた以外の人が全員正しく、あなた一人が大きな間違いを犯しても、市場はあなたを罰しません。逆に、そのほかの人が全員間違って、あなただけが正しかった時、市場はあなたに大きく報います。」彼は 株価が暴落したときにこそ、大きなチャンスがあると考え、2002年の金融危機時に 三井住友フィナンシャルグループの株式を105億円分 購入し大成功を収めたそうです。有望株は、誰もが買いますから設けても僅かな利益かもしれません。ビジネスにおいても、有望株の社員が必ずしも成果を出すとは限りません。又、経営と言う視点から考えると、スーパープレイヤー(有望株)が売上を占める事は良くないです。平均的に誰もが売り上げに貢献できる仕組みを作る事が会社が安定的に成長する秘訣だと思います。
著者 砂川昇建