《職場の教養に学ぶ》
お題:傘と礼節
2026年6月10日(水曜)
【今日の心がけ】傘の所作に学びましょう
砂川昇建の思うところ
ゴルフをやる人は、傘をもつと素振りしたくなります。これが、ゴルファーと傘の切っても切れない縁です。ですが駅のホームではやめましょう。傘と言えば、日本人はビニール傘が大好きです。年間8000本~1億本消費するようです。そして、意外ですが、透明ビニール傘は日本生まれです。東京・浅草の老舗メーカー、ホワイトローズ株式会社 が世界初のビニール傘を開発したことで知られています。戦後、アメリカから入ってきた透明ビニール素材を傘に応用し、雨を通さない、前が見える、軽い、という特徴を持つ傘を作りました。当初は日本国内では評価されず、むしろ海外で先に注目されたそうです。現在、日本で販売される安価なビニール傘の大半は中国など海外生産です。1980年代以降、低価格化の流れの中で傘製造の多くが中国へ移転し、現在は輸入品が圧倒的多数を占めています。皇室が透明傘を愛用したことで、その価値や認知度が大きく高まったようです。美智子妃殿下(当時の皇后陛下)が園遊会などで透明傘を使われたことは有名です。理由はとても美智子さまらしく、「傘を差していても沿道の人から顔が見えるように」 という配慮だったと伝えられています。最後に、ゴルファーとかけて透明傘ととく、その心は「どちらも先が見える」と説きます。
著者 砂川昇建




