《職場の教養に学ぶ》
お題：消費習慣を見直す
2025年6月15日(日曜)
【今日の心がけ】物の必要性を確認しましょう
砂川昇建の思うところ
「物を買わない」という運動の背景には、環境保全と持続可能性への強い関心があるようです。物を買わない運動」は本当に効果があるのでしょうか？この非買運動は「過剰消費への問題提起」「資源の浪費と環境負荷の軽減」「地球温暖化」「森林破壊」「海洋プラスチックなどの間接的防止」を考慮しているようです。一方、「蜂の寓話」と言う話では、「個人の悪徳が公共の利益をもたらす」例といして、虚栄心や贅沢が需要を生み、職を生み、経済が成長する。美容整形、ブランド服、豪華な食事などの「無駄な消費」が、結果として経済を循環させて社会を豊かにするという事も、又、「真」ではないでしょうか？単純に、買わないという行動ではなく、木材であれば植林するとか（そのような企業の製品を買う）竹材を使用するとか（竹は伸びるのが早い）再生資材を利用する、或は、テクノロジーで解決するとか方法はたくさんあると思います。実際、日本や世界のプラスチック生産量の中で、レジ袋が占める割合はごくわずかです。統計によって差がありますが、日本国内でのプラスチック使用のうち、レジ袋はおよそ2%未満とされることが多いです。世界的にも、プラスチックごみのうちレジ袋は数％程度にとどまります。レジ袋だけ削減しても、プラスチック問題の本質には届かないと思いますし、レジ袋が有料になって消費者が不利益を被る今の構造には疑問が残りますね。
著者 砂川昇建
