砂川昇建会長ブログ 職場の教養に学ぶ!~転ばぬ先の杖~

砂川昇建 職場の教養に学ぶ!~転ばぬ先の杖~

《職場の教養に学ぶ》

お題:褒める効用

2025年2月16日(日曜)

【今日の心がけ】美点を見つけて伝えましょう

砂川昇建の思うところ

褒める効用についての話です。ピグミー効果(Pygmalion Effect)とは、「教師期待効果」とも呼ばれ、他者からの高い期待を受けることで、それに応えようとする心理が働き、実際に成績や成果が向上する現象を指します。これは、心理学者ロバート・ローゼンタールとレノア・ジェイコブソンによる1968年の研究に基づいています。教師が特定の生徒に対して「この生徒は成績が伸びる」と期待を寄せると、教師の態度や指導方法が無意識に変化し、それが生徒の努力や自己評価に影響を与えて成績向上につながる、というものです。人間が努力を継続できる感情は、主に以下の4つの感情があります。喜び(ポジティブな強化):怒り(反発やエネルギーとしての利用):哀しみ(深い動機づけや反省):恐れ(罰の回避)。それぞれに効果的に使用する場面があります。褒める行為は、初心者を育てるとき(基礎を固める段階)。 適度なプレッシャーをかける事は、競争意識・負けたくない気持ちを利用。叱る(適度な危機感を与える)事は、相手の甘えを断ち切り、行動を修正させる。恐怖を利用(最終手段として)する場合、絶対に失敗できない場面で最大限の集中を引き出す。長期的な努力には「喜び」や「期待」をベースにしたモチベーションが最も効果的。「怒り」「恐怖」は短期的な行動変化には有効だが、継続的な努力には逆効果になることも。様々なパターンがありますが、対象者の心の問題が大きく影響しているかも知れません。村の人々が出してくれたお金で大学に進学する事ができた農村部の中国人は、東大を首席で卒業したらしいですが、村に対する恩返しと言う義務感や責任かがそうしたのだと思います。私も、家系が百姓から職種を変えたいと願う気持ちで頑張ってきました。対象者の「信念」が大切なのかも知れません。「やる気にしてもらう」、ではなく、「やる気になる」ですね。

著者 砂川昇建

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