《職場の教養に学ぶ》
お題：思い切って捨てる
2024年9月1日(日曜)
【今日の心がけ】不要なものを減らし環境を整えましょう
砂川昇建の思うところ
日常生活において持ち物を整理整頓し廃棄する事は、必要な物を探しやすくなると言うメリットがあります。このような、取捨選択と断捨離について考えてみましょう。取捨選択は、文字通り「取るべきものを取り、捨てるべきものを捨てる」ことを意味します。これは日常的な意思決定プロセスにおいて用いられ、何かを選ぶ際に必要なものと不必要なものを区別する行為です。断捨離は、物理的なものだけでなく精神的なものからも自由になることを目指す日本発祥の哲学です。この哲学は、「断つ（不要なものを断ち切る）」「捨てる（不要なものを捨てる）」「離れる（物への執着を手放す）」の三つの要素から成り立っています。断捨離は、単に物を整理する以上に、自分自身と向き合い、内面からの整理と心の浄化を目指します。取捨選択は具体的な状況や目的に応じた選択に重点を置くのに対し、断捨離は生活全体を見直し、持続可能な心地よい状態を目指します。取捨選択は状況に応じて必要なアイテムを選ぶ即断即決のプロセスですが、断捨離は時間をかけて自分自身と向き合い、深い内省を伴うプロセスです。断捨離は精神的な側面に重点を置き、物への執着を手放すことに焦点を当てますが、取捨選択はそのような精神的な側面を特に強調しません。取捨選択は具体的な問題解決のために、断捨離はライフスタイル全体の質の向上のために用いられるため、使い分けが重要です。ジョブスは、いつも、三宅一生がデザインしたボトルネックの黒い服とジーパンでした。彼は、服を選ぶために脳に負担をかけない為にいつも同じ服を着ていたそうです。
著者 砂川昇建
