《職場の教養に学ぶ》
お題:季節の節目
2023年8月8日(火曜)
【今日の心がけ】節目に応じて振り返りましょう
砂川昇建の思うところ
「立秋」は二十四節気の一つで、太陽が黄経135度の位置に達する時期を指します。これは暦の上での区分であり、地域や気候によって実際の気温や季節感は異なることがあります。昔の暦は太陰太陽暦が一般的で、旧暦と呼ばれるものでした。この旧暦は太陰暦と太陽暦を組み合わせたもので、季節や月の満ち欠けに基づいて設定されていました。一方、現在使われている新暦(グレゴリオ暦)は太陽暦で、一年を太陽の公転周期に基づいて365日で区切っています。旧暦では季節の変化を反映させるため、実際の気温や季節感に合わせて暦の区分が調整されていました。しかし、新暦の導入後は太陽暦に基づいた暦が主流となりました。そのため、二十四節気の日付は、季節感に合わせるための調整がなされることは少なくなりました。歴史的には、地域ごとに気候や季節感が異なるため、立秋が実際の気温と合わないことがあるかもしれません。ただし、旧暦や二十四節気の概念は、自然の変化や季節の移り変わりを感じ取る手助けとして、長い歴史の中で人々に親しまれてきました。石垣島では、季節の移ろいは、夏と冬だけです。季節ごとに活動する事を計画しても良いかも知れませんね。
著者 砂川昇建