《職場の教養に学ぶ》
お題:提出期限
2020年6月1日(月曜)
【今日の心がけ】余裕を持って行動しましよう
砂川昇建の思うところ
厚生労働省の旗振りで「働き方改革」が叫ばれています。労働時間を減らしてし生産性を上げると言う難問です。日本のGDPは世界26位だそうです。これは日本人の労働時間が長いので時間当たりの業務効率化が悪いという事を示唆しています。確かに日本人は意味も無く遅くまで働いている気がします。これは、日本の労働評価が時給だからだと思います。例えば、仕事が早い人は早く仕事が終わるので遅い人より早く帰るため頑張っていないと受け止められてしまいます。仕事が遅い人は、非効率にも関わらず頑張っている印象をもたれてしまうという矛盾が発生してしまいます。生産性を上げるには「無駄を省く」「能力を高める」「業務に集中できる環境を作る」「労働評価を変える」ことが必要だと思います。「無駄を省く」とは、日々行う業務の閑散期にプラスαの作業を追加する事と作業の優先順位を決めて割り込まれない事が大事です。緊急ではない電話やメーでの用事は後回しにする必要があります。その他にも、職種にあった様々な創意工夫が大事です。「能力を高める」とは、日々の業務は自然に覚えてこなせるようになりますがそれだけでは能力は上がりません。自分の業務に付随する仕事の勉強や効率化の為の資格、ネットで検索して業務に取り入れるのも良いでしょう。このように業務改善に対する「気付き」が必要です。「業務に集中できる環境を作る」とは、システム化を諮り業務を単純化して事も大事です。また、ONとOFFのメリハリをつけるルール作りも必要です。「労働評価を変える」は、減点方式ではなく加算方式で出来高給を付加していくなどモチベーションを高める評価制度が大切だと思います。いづれにしろ、個人も会社も一年前と比較して進歩している事が仕事を楽しくする秘訣ではないかと思います。ただ、毎日同じ事を繰り返しているだけではただの労働者になってしまいます
著者 砂川昇建