《職場の教養に学ぶ》
お題:すれ違い
2024年10月26日(土曜)
【今日の心がけ】相手のために喜んで働きましょう
砂川昇建の思うところ
「夫婦喧嘩は犬も食わない」という諺は、夫婦間の些細な争いが他人から見れば取るに足らないものだという意味ですが、本人たちにとっては感情的で根深い問題になることもあります。夫婦が喧嘩する背景には、お互いへの期待や価値観のズレ、感情的なすれ違いが関係していることが多いです。夫婦は無意識のうちに相手に対して「こうしてほしい」「こうあるべきだ」という期待を抱きます。期待が満たされないと、不満や失望が蓄積し、喧嘩につながることがあります。例えば、 「家事はもっと手伝ってほしい」「仕事ばかりで家庭を顧みない」など、期待と現実のギャップが原因になることが多いです。期待や不満を直接伝えないと、相手に誤解を与え、感情がこじれやすくなります。特に長年の関係では「言わなくても分かってほしい」という心理が働きやすいですが、実際にはその思いがすれ違いの原因になります。日常のストレス(仕事、育児、生活の負担)が蓄積されると、それを相手にぶつけてしまうことがあります。夫婦といえども、元々は別々の人生を歩んできた二人です。価値観や習慣の違いを理解し、無理に相手を変えようとしないことが大切です。**「違いがあって当たり前」**という心構えを持ち、お互いの個性を尊重しましょう。「言わなくても分かっているだろう」という思い込みを捨て、日常的に感謝の気持ちを伝えることが重要です。たとえ些細なことであっても、「ありがとう」と伝えることで、相手は認められたと感じ、関係が円満になります。例えば、 「いつも早く帰ってきてくれてありがとう」「家事を手伝ってくれて助かったよ」など、ポジティブなフィードバックを心がけましょう。夫婦には喧嘩を避けられない時もありますが、重要なのは仲直りの仕方です。お互いの「ごめんね」が言えるような関係を築き、喧嘩を長引かせずに早めに修復することが大切です。私は、ゴルフをしますが、たまに老夫婦が二人でラウンドしている事があります。同じ趣味を持つ事は円満に付き合うには重要な事かも知れません。
著者 砂川昇建